戸建てを建てる場合、多くの人が2階建てを検討すると思います。
我が家も同じで、2階建てを建てることは決めていて、その前提で設計を考えていました。当初、トイレはお風呂のある階にだけあればいいと思っていて、ハウスメーカーの方にもそのように伝えていました。コストも掛かるし、寝室のある階のトイレをあまり使うイメージがわかなかったので、要望を伝え、次の打ち合わせに出てきた設計図になぜかトイレが2つ。ハウスメーカーの担当者の方からは、トイレは2つあったほうがいいと力説され、他にも決めることが山ほどあったので、半ば強引に2つのまま着工。
出来上がった戸建てに住んで1年経ちますが、結果的にはトイレは2つあったほうがいいという感想です。そこで今回は、トイレは1つ派だった我が家がなぜ2つがいいと思うようになったのかを書き連ねていきます。戸建住宅を建てようと思っている人の、1つでも参考になれば幸いです。
トイレが2つあるメリット
1.子どもが寝ているとその階のトイレは使いづらい
我が家は子どもが2歳ということもあり、昼寝もしますし20時頃には寝てしまいます。そのためトイレの音は結構気を使います。結構聞こえるんですよね。我が家は寝室が1階なので、そんなときは2階に移動してトイレしています。
2.タイミングが被ることが意外と多い
家族でもトイレのタイミングって結構被ることが多いです。朝にトイレのタイミングが被ってしまうと、ゆっくり入れずにストレスも溜まります。あとニオイの問題もあります。トイレが2つあれば、そんなストレスも軽減できます。
3.音聞かれたくない
友人が遊びに来たりして、トイレの位置とリビングが近いとトイレの音が聞こえてしまうかも?なんて不安がよぎります。そんなときは人が居ない階に移動してトイレ使いたくなります。
4.意外と上り下りはめんどくさい
急いでトイレに行きたいときに、いちいち階段を上り下りするのは地味に面倒です。外から帰ってきてすぐにトイレに行きたいときとかもありますしね。また、戸建てを買うということは、基本的には終の棲家になるわけなので、自分たちが年老いたとき夜中に暗い中トイレのために上り下りするのは大変だなというところもありました。
5.どちらかが故障していても使える
あまりないことですが、トイレが故障すると直るまでは当然使えません。しかし、どんな人でも毎日トイレは使うわけで、外にトイレを探しに行く必要が出てきて、とても大変です。そんなときにも2つのトイレがあれば大丈夫です。
トイレが2つあるデメリット
1.スペースが必要
デメリットというほどでもないですが、当然スペースを確保する必要があります。トイレがなければ収納スペースに出来たなんてことも起きるでしょう。しかし、階段下を使うなどして上手くやりくりすれば、収納スペースを減らさずともトイレを作ることは出来ます。
2.コストがかかる
こちらの理由が大きいかも知れませんが、コストがかかる問題は避けられません。トイレは給排水が必要なので、設備としてコストが普通よりかかってきます。私たちの場合はトイレを1つ増やしたことで50万円ぐらいのコストが余分にかかりました。
3.トイレ掃除が2倍
トイレが2つになれば、トイレ掃除も2倍になります。意外と汚れやすいトイレなので、壁面の壁を汚れの落ちやすいものにするとか、水はね汚れ防止シートを活用すると楽になります。
まとめ
今は体も動くし、問題ないと思っていても老齢になったときに、状況が変わってくることは多々あります。今は想像できなくても、そこまで見据えてトイレをどう設置するのかを考えると後々後悔が少ない戸建てライフが送れるのではないかなと思っています。
この記事ではトイレを2つ設置するメリットとデメリットを実体験をもとに解説しました。我が家は夫婦と子ども1人の3人家族です。参考になれば幸いです。
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